『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』出演、女優の“アイコン”メリル・ストリープ作品選

『マダム・フローレンス!夢見るふたり』
出演、女優の“アイコン”メリル・ストリープ作品選

1940年代に活躍した女優フローレンス・フォスター・ジェンキンスの実話を元にした映画『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』が12月1日に公開されます。
フローレンスを演じるのは、アカデミー賞に19度ノミネートされ、そのうち3度受賞という、まさに女優の“アイコン”的存在となっているメリル・ストリープ。
そんな彼女のフィルモグラフィを列挙するのも今更だとは思いますが、2000年代以降の作品を中心にピックアップしましょう。

メリル・ストリープのプロフィール
1949年にニュージャージー州に生まれたメリルは、イエール大学院の演劇科を卒業後、舞台俳優としてキャリアをスタート。
1977年の『ジュリア』で映画デビューを果たし、翌年の『ディア・ハンター』を経て79年『クレイマー・クレイマー』でアカデミー助演女優賞を受賞します。
以後、83年の『ソフィーの選択』と2011年の『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』で同主演女優賞も受賞し、アカデミー賞のノミネート回数歴代最多を誇る名女優です。

『プラダを着た悪魔』
“プラダを着た悪魔”の異名を取るファッション誌のカリスマ編集長のアシスタントに就いた、若きヒロインの葛藤と成長を描いたヒット作。
鬼編集長を見事に演じたメリル(本作の演技でアカデミー賞ノミネート)と、製作当時若手女優の筆頭とされていたアン・ハサウェイの競演が見ものです。

『恋するベーカリー』
ベーカリー経営者として成功したバツイチ女性(メリル)が、元夫と自分と同じバツイチ建築家、2人の間で心が揺れ動く様を描写した大人のロマンスもの。
『マイ・インターン』のナンシー・マイヤーズ監督、脚本による、女性ならではのラブ&セックスへの本音が見え隠れした内容が笑いを誘います。

『マンマ・ミーア!』
ABBAの曲をベースにし、1999年に初演された同名タイトルのミュージカルを映画化。メリルは主役のドナ・シェリダンを、ピアース・ブロスナンがサム・カーマイケル、コリン・ファースがハリー・ブライトという面々が美声を披露していますが、小さい頃にオペラを学んでいたメリルのそれは説得力十分です。

『31年目の夫婦げんか』
結婚して31年目の夫婦が、会話の無くなった生活を改善すべく、カップル集中カウンセリングを受けようとしますが…
メリルとトミー・リー・ジョーンズが夫婦を、夫婦を振り回すカウンセラー役にスティーブ・カレルが扮し、熟年夫婦の本音をコミカルかつハートフルに描きます。

『幸せをつかむ歌』
ロックスターの夢を追うために家庭を捨てた女性リッキーが、娘ジュリーの離婚をきっかけに家族との絆を取り戻そうとする姿を描いたヒューマンドラマ。
リッキー役のメリルと、娘ジュリー役のメイミー・ガマーの実の母娘共演が話題となりました。

そしてメリル主演最新作『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』は
1944年10月25日、世界が憧れる音楽の殿堂、ニューヨークのカーネギーホールで開催された公演。出演者はフローレンス・フォスター・ジェンキンスという、限りなく音痴なソプラノ歌手ただ一人だったにも関わらずチケットは即完売、ホール外には入りきれない群衆たちが押し寄せました。
歌がヘタな彼女がなぜこれほどまでに注目を浴びたのか?そこには彼女を支えた夫の献身的な愛があったのです――

『マンマ・ミーア!』などのミュージカル映画で美声を披露していたメリルが音痴なはずがありません。でもこの作品での彼女は音痴そのもの。その演技力(歌唱力?)はさすがというしかありません。

文/opyo

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