『インフェルノ』公開、ロン・ハワード監督作プレイバック

『インフェルノ』公開、
ロン・ハワード監督作プレイバック

『白鯨との闘い』、『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years』、そして『インフェルノ』と、2016年に3本も監督作が公開されたロン・ハワード。
子役としてキャリアをスタートさせ、1977年に監督デビュー以降、着実に話題作、ヒット作を発表し、ついにアカデミー賞監督にまで上り詰めたハワード監督のフィルモグラフィを抜粋します。

『バニシング in TURBO』
“B級映画の帝王”といわれたロジャー・コーマン製作による、ハワードの監督デビュー作。
結婚を反対されたカップル(ハワード自身も出演)が、ラスベガスの教会目指して車で逃亡の旅に出るカーアクションで、警察隊も交えたデッドヒートを繰り広げます。

『スプラッシュ』
ニューヨークを舞台に、かつて人魚に助けられた青年とその人魚の恋を描くラブ・ファンタジー。ハワード監督の出世作となったと同時に、青年を演じたトム・ハンクスとの初コンビ作となりました。

『コクーン』
養護施設暮らす老人たちと、施設の隣の別荘に住み着いた宇宙人たちとの奇妙な友情を描いたホームドラマで、続編も製作されるほどのヒットとなりました。
老人役を往年の名俳優たちが演じ、その中でドン・アメチーがアカデミー助演男優賞を獲得しました。

『ウィロー』
ハワードの盟友ジョージ・ルーカスが原案と製作総指揮を務めたファンタジー映画。
世界を支配する魔女を倒す運命を持つ赤ん坊を拾った農夫見習い魔術師ウィローが、仲間とともに魔女討伐と赤ん坊を人間界に帰す旅に出ます。

『バックドラフト』
消防士の家庭に育った兄弟の葛藤を軸に、議員を狙った連続爆破放火殺人事件の真相を究明していく人間ドラマ。
実際の火を使ったエフェクトが凄まじく、後にユニバーサル・スタジオの人気アトラクションの一つとなりました。

『アポロ13』
1970年に発生したアポロ13号爆発事故を描いた実録もの。トム・ハンクスが13号の船長ラヴェルを冷静沈着に演じています。
トムはこれ以降、『キャプテン・フィリップス』や『ハドソン川の奇跡』などで船長や機長役が定番となる“キャプテン俳優”となりました。

『ビューティフル・マインド』
実在の数学者でノーベル受賞者のジョン・ナッシュの半生を描き、アカデミー監督賞を含む計4部門を獲得しました。
映画ではナッシュと妻アリシアとの夫婦愛が主軸におかれていますが、実際は早い段階で離婚していたり、ナッシュの奔放な恋愛遍歴がオミットされていたりとかなりの脚色がされています。

『ダ・ヴィンチ・コード』
トム・ハンクス演じるハーバード大学教授ロバート・ラングドンの活躍を描いたダン・ブラウンの同名小説の映画化。そのセンセーショナルな内容ゆえに、ローマ教会から上映ボイコット運動が起きたものの、全世界で大ヒットを記録しました。
続編『天使と悪魔』も製作されましたが、原作では『天使と悪魔』がシリーズ第1作にあたるため、時系列が入れ替わっています。

『フロスト×ニクソン』
1977年に放送されたイギリスの司会者デービッド・フロストと、元アメリカ合衆国大統領リチャード・ニクソンとのインタビュー番組の裏側を描いた戯曲の映画化。
2人の男の息詰まる駆け引きを交えた対談は、まるで格闘技を見るかのようです。

『ラッシュ プライドと友情』
1976年のF1レースを争ったジェームス・ハントとニキ・ラウダのドライバー2人を描いたドラマ。直感で動くハントと緻密な計算の元に動くラウダという両極端な2人の闘いに注目。
ハワード監督としては、デビュー作『バニシング in TURBO』以来のカーアクション要素の高い作品となりました。

『インフェルノ』
ロバート・ラングドン教授が人類を滅亡させるウィルスの拡散を阻止すべく、イタリアやトルコを駆け巡るシリーズ第3作。
前2作よりもラングドンのアクションや人間ドラマといった要素が増えている点にも注目です。

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