2016年だけで出演作品が5本も!イギリスの名優ジェレミー・アイアンズ

2016年だけで出演作品が5本も!
イギリスの名優ジェレミー・アイアンズ

トム・クルーズやブラッド・ピットなど、超大スターの出演作品が公開されるペースは、大体年に1本ないし2本といったところでしょうか。
これはそれだけ予算も製作日数も膨大になり、スケジュール面でも掛け持ちが難しくなっている事を意味します。その分、1本あたりの出演ギャラは莫大な額になるのですが。
その一方で円熟味を増した実力派俳優は、その演技力を買われいくつもの作品に掛け持ちで出演することがよくあります。
そんな中で、2016年に日本で公開される(た)だけでも5本もの作品に出演している俳優がいます。
その人物とは、ジェレミー・アイアンズです。

イギリス演劇界の名優、ジェレミー・アイアンズ
1948年生まれのジェレミーは、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの一員として活躍後、1988年のデヴィッド・クローネンバーグ監督の『戦慄の絆』 での奇妙な双子役で注目されます。
そして1990年の『運命の逆転』でアカデミー主演男優賞を受賞。その後も2005年のテレビ用ムービーの『エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~』でエミー賞を受賞するなど、イギリスを代表する俳優として知られます。
若かりし頃にはなんと、『007』のジェームズ・ボンド役の候補に挙げられたこともあるとか。

ジェレミー出演作①:『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(3月公開)
DCコミック原作のヒーロー、バットマンとスーパーマンの対峙を描いた、DCフィルムズユニバースの第一弾。ジェレミーはバットマンの正体であるブルース・ウェインに仕える執事アルフレッドを演じています。
前バットマンシリーズ「ダークナイト」トリロジーでのアルフレッド(マイケル・ケイン)とは違い、バットモービルやバットウィングといった数々の兵器を自ら開発しているのが特徴です。

ジェレミー出演作②:『ハイ・ライズ』(8月公開)
フロアごとに階級が分けられたセレブ向け高層マンション、“ハイ・ライズ”で巻き起こる不思議な人間模様を描いた、J・G・バラードの原作小説の映画化。
ジェレミーは、マンション設計者で、かつ最上階で暮らす男ロイヤルを、ミステリアスに演じています。

ジェレミー出演作③:『栄光のランナー/1936ベルリン』(8月公開)
1936年の、ヒトラー政権下のナチスドイツで行われたベルリンオリンピックに挑んだアメリカの黒人陸上選手ジェシー・オーエンスと、彼を支えたコーチのスナイダーとの知られざる実話を描いた伝記もの。
ジェレミーは、彼の出場をドイツに認めるよう働きかけつつ、裏では個人的な取引をするという、狡猾な面を持つオリンピック委員会員のブランデージを演じています。ちなみに彼は後にIOC(国際オリンピック委員会)会長となります。

ジェレミー出演作④:『ある天文学者の恋文』(9月公開)
『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督最新作。
大学生のエイミーが、恋人で年上の大学教授エドの突然の訃報を知らされるも、彼女のもとにエドからの手紙やメール、贈り物が届くことに疑問を抱き、ついにはエドの暮らしていたエジンバラを訪れますが…
ジェレミー扮するエドと、オルガ・キュリレンコ扮するエイミーとの、ミステリアスなラブストーリーとなっています。

ジェレミー出演作⑤:『奇蹟がくれた数式』(10月公開)
1914年、独学で数学を学び、インドで“アインシュタインと並ぶ無限の天才”と呼ばれた男ラマヌジャンと、彼を見出した英国人数学者ハーディとの奇蹟を起こした実話。
ジェレミーがハーディ役を、ラマヌジャン役を『スラムドッグ$ミリオネア』や『マリーゴールド・ホテル』のデヴ・パテルが演じます。
ジェレミーはこの作品でも教授役というのが面白いです。

こうしてみると、ミステリアスや役や人に指南をするメンター的な役が多いジェレミー・アイアンズ。
偶然が重なったとはいえ、ここまで出演作が立て続けに公開される俳優も珍しいかも。いずれの作品も見応えあるものばかりですので、これを機に触れてみてはいかがでしょうか。

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