新作『ハドソン川の奇跡』公開、クリント・イーストウッド監督作品

日本では9月24日に公開される『ハドソン川の奇跡』。

2009年にニューヨークのハドソン川で発生した、航空機事故に隠された真実を描いた話題作です。
本作の監督であるクリント・イーストウッドは俳優デビュー後、1971年の『恐怖のメロディ』で初監督をして以来、それからプロデューサーや作曲家としても活躍。ここ数年は1年に1本のペースで作品を発表しており、80歳を過ぎてなお、精力的に活動しています。

イーストウッド作品の特徴
2016年現在86歳という年齢にも関わらず、毎回ジャンルもテーマも異なる作品を発表できる秘訣。
その最も大きな理由として、「早撮り」があります。リハーサルをすることなく、ほぼワンテイクで撮ることを信条としています。
自身も俳優でもあることから、なるべく俳優に負担をかけずに撮りたいという意向からとの事ですが、その手際の良さは見事としかいえません。
そんなイーストウッド監督作品を、2000年代以降に製作されたものを中心にご紹介。

『ミリオンダラー・ベイビー』(2004年)
小さなボクシング・ジムを営む老トレーナー(イーストウッド)と、ボクシングでの成功を夢見る女性(ヒラリー・スワンク)の人生模様を描き、アカデミー作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞を受賞しました。

『インビクタス/負けざる者たち』(2009年)
1994年に南アフリカ共和国初の黒人大統領に選出されたネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)が、翌年同国で開催されるラグビーW杯大会を機に、国民を1つに導いていく姿を描きます。
個人的にマンデラ本人と交流があったフリーマンがプロデューサーとしてイーストウッドに監督を打診。役づくりにおいても、元来左利きだったのを右利きに矯正し、マンデラ本人の話し方や歩き方をコピーするというほどのめり込んでいます。

『ヒア アフター』(2010年)
人間の死に直面した3人の男女が、それぞれの苦悩を乗り越えて懸命に生きようと模索する姿を描いた感動ドラマ。
日本公開は2011年2月でしたが、そのひと月後に東日本大震災が発生。劇中にスマトラ沖大地震による津波のシーンが含まれていたことで公開中止になってしまいました。
しかし、それを差し引いても人間の再起を丹念に描いた、高評価に値する作品です。

『J・エドガー』(2011年)
アメリカ連邦捜査局(FBI)の初代長官として君臨し、歴代大統領にさえもその強権ぶりを発揮したエドガー・フーヴァーの秘められた人物像に迫った伝記もの。
レオナルド・ディカプリオが青年期から老年期までの、重厚かつ複雑すぎるエドガーを演じています。

『ジャージー・ボーイズ』(2014年)
ニュージャージー州の4人の若者によって結成された音楽グループ「ザ・フォーシーズンズ」を描いた伝説のミュージカル『ジャージー・ボーイズ』の映画版。
栄光と挫折、友情と離別といった若者たちの運命を、数々の名曲に乗せて描いたイーストウッド監督の手腕に注目です。

『アメリカン・スナイパー』(2015年)
イラク戦争に4度遠征し、アメリカ軍史上最多の160人以上を射殺したという伝説のスナイパー、クリス・カイルの半生を描いたドラマ。
戦争肯定派と否定派による意見が真っ二つに割れるなどの物議を醸しましたが、全世界興行収入600億円という、イーストウッド作品で史上最大のヒットを記録しました。

そして『ハドソン川の奇跡』へ――
2009年1月15日、ニューヨークのマンハッタン上空850メートルを飛んでいた旅客機の全エンジンが完全停止し、制御不能となってしまいます。そうした事態に、機長のチェズレイ・“サリー”・サレンバーガーはハドソン川に機体を不時着させようという緊急手段を決行します――
二度のオスカーに輝くトム・ハンクスがサレンバーガー機長を熱演。軍隊に在籍時、乗っていた訓練機が墜落して水上を漂流した経験を持つイーストウッド監督の、人間ドラマ以外の手に汗握る不時着シーンの演出にも注目です。

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